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Posted by みやchan運営事務局 at

2009年11月17日

安全安心って何だ?

 今日は、初めて木、金のGO!GO!ニュースを取り上げてみます。

「なぜ急ぐ」反対署名46万人 プルサーマル始動
 「市民が抱く安全への不安を誰も、どこも解消しないまま、どうして急いで始めないといけないのか」
 九電玄海原発3号機で始まる国内初のプルサーマルをめぐり、原子炉が起動した5日、計画に反対する市民団体が佐賀県庁や玄海原発、九電本社など関係先に集まり、抗議の声を上げた。
 県庁ホールには、古川康知事との面談を求め、3団体約20人が集まった。県側は「公務」を理由に面談を拒み、原子力安全対策課の担当者が対応。反対の署名活動を続けている「NO! プルサーマル佐賀ん会」が抗議声明とともに、「不安の重みを受け止めてほしい」と、これまでの累計で46万7836人に上る署名を追加提出した。
(追加は2万2千人分※筆者注)
 佐賀ん会の野中宏樹共同代表は「高濃度のプルトニウムを一般の原子炉で燃やす安全性の保障や、使用済み燃料の処理方法が未定なことなど、積み残した課題が多すぎる」と憤り、「九電や国、県はどうしてそんなに急ぐのか」と語った。
 玄海原発では3団体が抗議声明を提出。周辺では「運転阻止」を叫ぶデモ活動もあった。
 また福岡市中央区の九電本社前ではプルサーマルに反対する市民グループ「みらい実行委員会」の約10人が抗議活動を始めた。メンバーの井上伸二さん(39)は「九電は市民に説明責任を果たしていない」と訴えた。

(西日本新聞より転載)


 佐賀では、毎日このプルサーマルの情報を流しています。そうやって、安全性を開示することで地元市民と九電とのバランスをとってきた。
 ただ、情報を開示しているとはいえ、地元は心配が尽きないのはもっともです。

 安全性に疑問視する声が上がるのはおっしゃる通りでして、安全性をいかに公開していくかですね、それは既に行われている、と。

 私もこのプルサーマル計画に参加した事があるが、色んな疑問や不安を聞いてもらって、向こうから答えをもらう、という事で、もっともっとそうした機会を持ってほしいな、という気持ちはありますね。
 結局、安全安心を市民に理解してもらう事が最優先なので、もっと一般の方にこのプロジェクトに参加していただくとか、会合や集会を数多く設けてほしいな、と思います。

 そうですね。円満にね。

 皆で守っていかないといけませんし、安全安心と資源を融合させて、最優先で考えていきたいと思います。
(以上、書き起こし終了)

 まあ、高々20人程度の抗議活動をニュースのメインテーマで取り上げる事からして、西日本新聞やMRT(TBS系列)らしい報道ですわ。

 キミたち、先月17日には、1500人がデモ行進してますよ!NHKに対しては、1万人以上が訴訟を起こしていますよ!何で報道しないんですか!!
 ま、ブロガーより情報収集能力の無いメディアなんて、さっさと店畳んでください

 因みに、新聞業界で一番中立(保守ではない)と思われる産経新聞の取り上げ方は、こうでした。↓(indexのみ)
プルサーマルの玄海原発が臨界
九州電力、国内初のプルサーマル発電開始、玄海原子力発電所で試運転/計画より10年遅れ
プルサーマル開始「喜ばしい」と原燃社長

 いかに、地方紙が偏っているか、よく分かります。

 さて、MRTラジオ、取り上げるニュースもニュースなら、コメントもコメントですね。
 男のアナウンサー(最早名前を調べるのも面倒くさい)、まるでコメントになっていません。無関心さがまる分かりです。この程度ならば、小学生でもコメントできます
 なので、一ブロガーである、なまくらが代わりにコメントしておきます。

 そもそも、プルサーマル計画はウラン燃料のリサイクルとしてスタートしており、資源小国の日本としては、エネルギー自給率を高める効果があります。
 また、核兵器の材料となる余剰プルトニウムを減らすことができ、核管理を担保しているとも言える事業なのです。
 一方の反対派の意見としては、「危険なプルトニウムを使用するなんて、けしからん」とかいう、感情的なものが多いのですが、通常のウランを利用した原子力発電においても、プルトニウムは発電過程で生成され、ウランと一緒に燃えているのですから、実績としては十分あります。
 また、「絶対安全とは言い切れない」などという意見は、もはや愚の骨頂であります。
 そもそも、世の中に絶対安全なんてものは存在しません。多かれ少なかれ、リスクを背負っているのです。
 もし、絶対安全でなければならない、というのであれば、あなたは明日から電車も車も使うのをおやめなさい。食品だって、絶対安全ではないから、蒸留水だけ飲んで生活してください。
 逆に言うと、「絶対安全」を標榜するところは、ウソをついている可能性がある、ということです。
 当然、少しでも「絶対安全」に近づける努力は必要ですが、それだけではダメで、「安心」を生む材料が無いと、住民は納得しません
 そこで必要となるのが、徹底した情報開示と、説明責任ではないでしょうか。
 九電のHP等を見る限り、彼らは十分に情報開示と説明責任を果たしていると思います。
 自衛隊などもそうですが、彼らは、自分達にアレルギーを持つ人間がいる事を分かっているので、それを払拭しようと必死なのです。
 それを、何も知ろうとせずに「いや、まだまだ足りない」「もっと努力できるはずだ」と言うのでは、彼らのプライドを傷つけるばかりで、事態の進展に良い影響を与えないと思います。却って、隠蔽体質を生む原因にすらなりかねないのです。
 事態としては、むしろそっちの方が危険だとは思いませんか?

 だから、なまくらが望むのは、原発が立地している地域の方々は、単なる左翼組織と化した反原発団体とは一切縁を切って、前向きな情報公開や説明責任を求めていく方向に話を進めていってほしいと思うのです。
   


Posted by なまくら at 01:51Comments(0)マスコミ

2009年11月17日

MRTも仕分けしてもらいなよ

 事業仕分けも4日目、という事で、たまには即日アップで行きたいと思います。(いや、いつもそうしろよ)

関空補給金は凍結=住宅機構、出資金を減額-刷新会議
時事通信2009年11月16日(月)12:03

 政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)は16日午前、2010年度予算概算要求の無駄を洗い出す「事業仕分け」4日目の作業に入った。国土交通省所管で、多額の有利子負債を抱える関西国際空港会社に対する財政支援のための補給金(160億円)を検証し「近接する伊丹空港との抜本的な役割分担の解決策が出るまでは凍結」として、予算計上の見送りを決めた。

 この日の議論では、「甘い需要予測の結果で多大な借金が生まれた。税金を投入するのは不合理」などの意見が出た。凍結の判定に国交省の担当者は、「政務三役に相談する」と述べた。

 また、独立行政法人住宅金融支援機構が民間金融機関による住宅ローンの安定供給を下支えするために行っている証券化支援業務は、出資金(819億円)を減額する方式への変更を決定した。

 老朽化した空港や航空保安施設の更新などを行う「空港整備事業」(425億6500万円)については、緊急性や必要性が高い事業に限定して、予算額を10%程度縮減すべきだとの結論を出した。13空港を対象に航空機の騒音対策を行う空港周辺環境整備事業(67億4500万円)も、10~20%縮減を求めた。

 このほか、文部科学省所管の教員免許関連予算(7億1200万円)では、教員免許更新制の廃止に伴う新制度などの調査検討費は半額程度、新制度移行までの関連費用は3分の1から半額程度に削減するよう指摘。その上で、免許更新制はできるだけ早期にやめるべきだとの判断を示した。厚生労働省所管の高年齢者職業相談室運営費(3億3400万円)は「ハローワークとの二重行政の典型だ」として廃止と判断した。 

(gooニュースより転載)


武坊
 これ、もうちょっと砕けた言い方すると、「お家事情」か「お客様事情」かを見極めて、今まで「お家事情」に傾いてお金を使っていたものに関しては、大胆にカットしていこう、という話合いなのかな?

 ま、組織って所は民間や学校であれ、どこだってそうですが、上に立つ人間は兎角「お家事情」を大切にして、下で働いている者はお客様を優先する傾向がありますわね。
 何故なら、人って日常接する人が大事だし、自分の範囲の事が一番大事だと考えるからですね。それは仕方がないですよね。
 だから、組織の上の人と下の人では議論がかみ合いませんよね。価値観の軸が違うから。
 ならば、同じ価値観を持たないと、議論が始まらない、という事で、
「日本は台所事情が厳しいから、もう皆が見ている所で正々堂々とこの事柄は『お家事情』は兎も角として、『お客様事情』に適うものかどうか、の1点に絞って議論しよう」
というのが、”事業仕分け”なんでしょ?
 でもこの「お家事情」ってのは、正々堂々とした場面では言い辛い面が山ほどあるわけですよね。
 例えば、今やり玉に挙がっている「機密費」なんてのも、スパイにお金渡すとか、領収とれませんからね。
 何でもかんでも公明正大にいかない部分もある。
 民間だったら、総会屋対策とか、株主対策とか、血縁・交友関係とか色々雁字搦めになっている。
 でもこれを一気に整理してしまうと、色んな意味で跳ね返りがあるから、
「まあまあ、キミたち現場の人間は、こんなややこしい所に首を突っ込まないで、任せてくれたまえ」
というところで議論は常に噛み合わない。

 だから、あの事業仕分けのところで言いたい事がもっといっぱいあると思いますよ。
 仕分け人の方は、正論をぶつけるからね。
 正論だけで世の中動いているわけじゃないんだから、と言いたいけれども、すぐあげ足取られるから、言葉を呑んでいるんだろうな、というのが見受けられますけれどもね。

 まあ、確かに組織は綺麗ごとだけじゃ動かず、ダーティな部分もある程度、清濁併せ呑むような形でトップの人達が動かしているのは分かるんですけれども、じゃあ、そもそも論ですけれども、何でそんなものを抱えなきゃいけなくなったんですか?というところに立ち戻ると、ま、政治家を例にとると分かりやすいと思いますけど、そもそも、政治家が生まれるのは選挙の時。その入り口を間違えちゃうと、当選後縛られちゃうわけですよね。
 一時期は、土建業界が組織票を固めてくれるから、当選した暁には、仕事を振りましょうとか、官製談合なんてまさにそうだった。
 でも、そんな「お家事情」は、ここに来て卒業しましょう、てな風にどんどん動いていますわね。
 どっかで断ち切っていかないといけない、それがこの事業仕分けの目玉なんでしょうなぁ。

 だから、どうなんだろうなぁ。負の遺産を築いてきた関係者は、やはり今、退場の時期が来ているし、その人はそこにいる間、どうしたって負の遺産を背負わざるを得ないからねぇ。そういう意味で世代交代の時期も来ているんだろうなぁ。

淳ちゃん
 でも、あんまり水が清過ぎると魚が住まない、てところもあるわけやから、そのバランスをとって次に進めていかんといかんのやろうな、て見てた。
 そうは言ってもなぁ、というのも幾つかありましたけれども。

武坊
 そうなんですよ。だから、そこが民度だと思う。
 何でもかんでも、例えばヒラ社員の出張報告じゃあるまいし、全部領収を切って経理に落としてもらうよりは・・・別に民主党の肩を持つ訳じゃないですけれども、国が余所に向かってお付き合いする段階で
「これちょっとオープンにできないよね」
ていうカネあると思うんです。そこに関しては信用するしかないですよね。
 それを白日の下に晒せば、ヤッカミを買う部分もあるだろうし・・・
(以上、書き起こし終わり)

 「お客様事情」に立った、公明正大な仕分けねぇ・・・
 それが本当だったら、もろ手を挙げて賛成なんですけれども・・・
 もう一度、転載した記事をよく見て下さい。

このほか、文部科学省所管の教員免許関連予算(7億1200万円)では、教員免許更新制の廃止に伴う新制度などの調査検討費は半額程度、新制度移行までの関連費用は3分の1から半額程度に削減するよう指摘。その上で、免許更新制はできるだけ早期にやめるべきだとの判断を示した。
 
 これ、日教組の支持を受けた民主党の「お家事情」と違いまっか!?

 そして、それに触れない武坊らも、TBSの系列メディアの社員としての「お家事情」を表に出した報道をしてませんか!?

 武坊は子育てや地域社会のネタでは正論を打つのに、何でこと政局に絡む話題になると、腰が引けた報道とか、民主党を庇うような報道になるかなぁ?
 そろそろ、
MRTは台所事情が厳しいから、もう皆が見ている所で正々堂々とこの事柄は『お家事情』は兎も角として、『お客様事情』に適うものかどうか、の1点に絞って議論しよう
てな方向になりませんかね?負の遺産を築いてきた関係者には、退場してもらって。
 ま、それができないから、マスゴミって言われるんですけれども。(笑)  


Posted by なまくら at 00:57Comments(0)政局