2018年05月06日
与党は今解散して勝てるのか?
2年以上放ったらかしにしていたブログですが、久しぶりに更新したいと思います。
とは言っても、再開するという程のことではなく、単にまとまった時間が取れたことと、何となく書きたいことがあったから更新するだけでして・・・(汗
最近、急に騒がれ始めた「衆議院解散」。
飯島さんをはじめ、自民党内部からも解散風が吹き始めた今日この頃ですが、およそブラフの領域を出ないような感じ・・・
まあ、前回の選挙から1年も経っていませんからね。今年の解散総選挙が本当にあるのかどうか、なまくらは懐疑的に見ています。
そこで気になるのは保守系ブログの動向ですが、
「今解散すれば、民主系を壊滅させられる」
「反日野党が『国民の審判を仰げ』と言っていないことから、嫌がっているのは明らか」
「審議拒否し、税金泥棒を続ける反日野党の所業に、国民も呆れている」
など、「今解散すれば自民圧勝」のようなムードが漂っています。
しかし、本当に彼らが言うように、今解散すれば与党圧勝でしょうか?
ここで、ちょっとデータから考察してみました。
前回総選挙である第48回衆院選の結果は以下のとおりです。
・与党 313議席
・日本維新の会 11議席
・希望の党 2議席
・(比較的)保守系無所属 2議席
(※5月の野党再編を考慮しています)
憲法改正に対するスタンスから、上記議席を「改憲勢力」とするのであれば、
改憲勢力の合計は328議席で、衆院議席の71%を占めます。
それに対し、「非改憲勢力」(要するにサヨク)は
・立憲(笑)民主党 55議席
・共産党 12議席
・社民党 2議席
・国民(笑)民主党 48議席
・サヨク系無所属 20議席
合計137議席で、衆院議席の29%を占めます。
一方、前々回の第47回選挙(平成26年実施)では
改憲勢力376議席 対 非改憲勢力99議席です。
これを割合で見てみると、
第48回 第47回 増減率
改憲勢力 71% 79% -8%
非改憲勢力 29% 21% +8%
となります。
与党圧勝と言われた前回選挙ですが、前々回の総選挙と比べ、実は改憲派の割合は10ポイント近く減少しているのです。
また、それぞれの選挙における公示直前の政党支持率も比較してみました。
第48回 第47回
自民党 31% 38%
非改憲勢力 14% 17%
支持政党なし 39% 26%
(※NHKの「政治意識月例調査」より)
ここで注目してほしいのは、非改憲勢力と「支持政党なし」の合計値です。
第48回 第47回 増減率
自民党 31% 38% - 7%
非改憲勢力+支持政党なし 53% 43% +10%
第47回選挙では非改憲勢力と「支持政党なし」の合計値が43%であるのに対し、第48回選挙では53%と、10ポイントの増加となっております。
非改憲勢力と「支持政党なし」の合計値の増加率がそのまま改憲勢力の議席減少率となっているのです。
偶然なのかどうか、2回の選挙結果だけからは考察が不十分なのは重々承知しておりますが、何か不気味なものを感じます。
では、仮にこの結果が次回も反映されるものとして、次期総選挙を占ってみると・・・
今月解散があるとした場合の直近(4月)の政党支持率を見てみると、
自民党 14%、非改憲勢力 14%、支持政党なし 39%(合計 53%)
となっています。
あれだけ滅茶苦茶やっている非改憲勢力の支持率が、第48回選挙の時と同率というのが恐ろしいですが、まあ、国民の1割程度、サヨクがいても不思議ではないし、むしろこれ以上下がらないところまで下がりきったとも言えるでしょう。
かわりに「支持政党なし」が増えたことで、非改憲勢力と「支持政党なし」の合計値も第48回選挙の時と同率となっています。
仮に、今回の政党支持率の結果が前回同様に改憲勢力の議席占有率に反映されるとすると、選挙をやる意味がほとんど無いことに気付かされます。
否、今年に入ってからの自民党支持率が低下傾向にあることや、マスゴミによる政権への更なる誹謗中傷を考えると、ヘタすると改憲勢力の減少、なんて事態に・・・
このまま選挙に突入しても、保守系ブロガーの夢は夢のままで終わりそうですね。
とは言っても、再開するという程のことではなく、単にまとまった時間が取れたことと、何となく書きたいことがあったから更新するだけでして・・・(汗
最近、急に騒がれ始めた「衆議院解散」。
飯島さんをはじめ、自民党内部からも解散風が吹き始めた今日この頃ですが、およそブラフの領域を出ないような感じ・・・
まあ、前回の選挙から1年も経っていませんからね。今年の解散総選挙が本当にあるのかどうか、なまくらは懐疑的に見ています。
そこで気になるのは保守系ブログの動向ですが、
「今解散すれば、民主系を壊滅させられる」
「反日野党が『国民の審判を仰げ』と言っていないことから、嫌がっているのは明らか」
「審議拒否し、税金泥棒を続ける反日野党の所業に、国民も呆れている」
など、「今解散すれば自民圧勝」のようなムードが漂っています。
しかし、本当に彼らが言うように、今解散すれば与党圧勝でしょうか?
ここで、ちょっとデータから考察してみました。
前回総選挙である第48回衆院選の結果は以下のとおりです。
・与党 313議席
・日本維新の会 11議席
・希望の党 2議席
・(比較的)保守系無所属 2議席
(※5月の野党再編を考慮しています)
憲法改正に対するスタンスから、上記議席を「改憲勢力」とするのであれば、
改憲勢力の合計は328議席で、衆院議席の71%を占めます。
それに対し、「非改憲勢力」(要するにサヨク)は
・立憲(笑)民主党 55議席
・共産党 12議席
・社民党 2議席
・国民(笑)民主党 48議席
・サヨク系無所属 20議席
合計137議席で、衆院議席の29%を占めます。
一方、前々回の第47回選挙(平成26年実施)では
改憲勢力376議席 対 非改憲勢力99議席です。
これを割合で見てみると、
第48回 第47回 増減率
改憲勢力 71% 79% -8%
非改憲勢力 29% 21% +8%
となります。
与党圧勝と言われた前回選挙ですが、前々回の総選挙と比べ、実は改憲派の割合は10ポイント近く減少しているのです。
また、それぞれの選挙における公示直前の政党支持率も比較してみました。
第48回 第47回
自民党 31% 38%
非改憲勢力 14% 17%
支持政党なし 39% 26%
(※NHKの「政治意識月例調査」より)
ここで注目してほしいのは、非改憲勢力と「支持政党なし」の合計値です。
第48回 第47回 増減率
自民党 31% 38% - 7%
非改憲勢力+支持政党なし 53% 43% +10%
第47回選挙では非改憲勢力と「支持政党なし」の合計値が43%であるのに対し、第48回選挙では53%と、10ポイントの増加となっております。
非改憲勢力と「支持政党なし」の合計値の増加率がそのまま改憲勢力の議席減少率となっているのです。
偶然なのかどうか、2回の選挙結果だけからは考察が不十分なのは重々承知しておりますが、何か不気味なものを感じます。
では、仮にこの結果が次回も反映されるものとして、次期総選挙を占ってみると・・・
今月解散があるとした場合の直近(4月)の政党支持率を見てみると、
自民党 14%、非改憲勢力 14%、支持政党なし 39%(合計 53%)
となっています。
あれだけ滅茶苦茶やっている非改憲勢力の支持率が、第48回選挙の時と同率というのが恐ろしいですが、まあ、国民の1割程度、サヨクがいても不思議ではないし、むしろこれ以上下がらないところまで下がりきったとも言えるでしょう。
かわりに「支持政党なし」が増えたことで、非改憲勢力と「支持政党なし」の合計値も第48回選挙の時と同率となっています。
仮に、今回の政党支持率の結果が前回同様に改憲勢力の議席占有率に反映されるとすると、選挙をやる意味がほとんど無いことに気付かされます。
否、今年に入ってからの自民党支持率が低下傾向にあることや、マスゴミによる政権への更なる誹謗中傷を考えると、ヘタすると改憲勢力の減少、なんて事態に・・・
このまま選挙に突入しても、保守系ブロガーの夢は夢のままで終わりそうですね。