2010年01月16日
報道拒否という名のテロリズム
今日の人民日報東京版は、普天間基地問題の特集を組んでいました。
(またもやスキャンに失敗しました。後日差し替えます。ご了承ください。)
「隣接の学校『早く基地移して』」
「苦しみ『県内に押しつけるな』」
という見出しを使い、沖縄県民の思いをセンセーショナルに伝えようとしています。
また、基地に隣接する普天間第2小学校の危険極まりない現状を、冒頭に紹介しています。
もし、何も知らない人がこの記事を見たなら、10人中9人までは
「ああ、沖縄の子供達が犠牲になっているんだ、県内移設に拘るアメリカや自民党の旧政権は、なんて酷い奴らなんだ」
と思うでしょう。
マスコミが情報を一手に握っていた時代なら、なまくらでさえ、そう思った筈です。(実際、学生時代は左巻きでした。反省。)
ところが、今はネットの時代。多少の苦労さえ厭わなければ、いつでも、ニュースを「比較しながら」見る事が出来ます。
さて、冒頭の小学校の記事、産経新聞には、こう書いてありました。
【揺らぐ沖縄】児童の安全より反対運動優先か 基地隣接の小学校移転
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に隣接し、ヘリ墜落など事故の危険にさらされてきた同市立普天間第二小学校(児童数708人)で、これまで2回、移転計画が持ち上がったが、基地反対運動を展開する市民団体などの抵抗で頓挫していたことが9日、当時の市関係者や地元住民への取材で分かった。市民団体などは反基地運動を展開するため、小学生を盾にしていたとの指摘もあり、反対運動のあり方が問われそうだ。(宮本雅史)
普天間第二小は、昭和44年に普天間小から分離。南側グラウンドが同飛行場とフェンス越しに接しているため、基地の危険性の象徴的存在といわれてきた。
移転計画が持ち上がったのは昭和57年ごろ。同小から約200メートル離れた基地内で米軍ヘリが不時着、炎上したのがきっかけだった。
当時、宜野湾市長だった安次富(あしとみ)盛信さん(79)によると、それまでも爆音被害に悩まされていたが、炎上事故を受け、小学校に米軍機が墜落しかねないとの不安が広がり、移転を望む声が地域の人たちから沸き上がったという。
安次富さんらは移転先を探したが確保できなかったため米軍と交渉。約1キロ離れた米軍家族用の軍用地のうち8千坪を校舎用に日本に返還することで合意。防衛施設庁とも協議して移設予算も確保した。
ところが、市民団体などから「移転は基地の固定化につながる」などと抗議が殺到した。安次富さんは「爆音公害から少しでも遠ざけ危険性も除去したい」と説明したが、市民団体などは「命をはってでも反対する」と抵抗したため、計画は頓挫したという。
同市関係者は「市民団体などは基地反対運動をするために小学校を盾にし、子供たちを人質にした」と説明している。
その後、昭和63年から平成元年にかけ、校舎の老朽化で天井などのコンクリート片が落下して児童に当たる危険性が出たため、基地から離れた場所に学校を移転させる意見が住民から再び持ち上がった。だが、やはり市民団体などに「移転せずに現在の場所で改築すべきだ」と反対され、移転構想はストップした。
当時市議だった安次富修前衆院議員(53)は「反対派は基地の危険性を訴えていたのだから真っ先に移転を考えるべきだったが、基地と隣り合わせでもいいということだった」と話す。別の市関係者も「多くの市民は基地の危険性除去のために真剣に基地移設を訴えたが、基地反対派の一部には、米軍の存在意義や県民の思いを無視し、普天間飛行場と子供たちを反米のイデオロギー闘争に利用している可能性も否定できない」と指摘している。
(以上、MSN産経ニュースより引用。因みに、紙版の見出しは「反対派住民、子供達を”人質に”」的なものだった気が・・・)
主だった土地を米軍に接収され、小学校用地は基地の隣に「しかなかった」事を強調したアサヒと、米軍用地の返還で移転先を見つけた事を報道した産経新聞。
どちらも事実に基づいた報道なのでしょうが、受け手の印象は180度異なるものになります。
その一番の原因は、やはり「移転が実現しかかった」、という”事実”をアサヒが伝えなかった点でしょうか。
米軍基地を県外に移設してもらいたい、せめて今の普天間基地は移設してもらいたい、という沖縄県民の気持ちは痛いほど理解できますし、沖縄が反米になるのもある意味、理解できます。
しかし、サヨクがその思いを餌に、イデオロギー闘争をしていたとしたら?そして、そのせいで子供達が犠牲になっているとしたら・・・?
アサヒがこの事実を(産経紙より1週間近く遅れた上に)意図的に伝えなかったとしたら・・・?
マスゴミとは、自壊していくのを生温かく見守る存在ではなく、積極的に潰していく存在なのかもしれません。
(またもやスキャンに失敗しました。後日差し替えます。ご了承ください。)
「隣接の学校『早く基地移して』」
「苦しみ『県内に押しつけるな』」
という見出しを使い、沖縄県民の思いをセンセーショナルに伝えようとしています。
また、基地に隣接する普天間第2小学校の危険極まりない現状を、冒頭に紹介しています。
もし、何も知らない人がこの記事を見たなら、10人中9人までは
「ああ、沖縄の子供達が犠牲になっているんだ、県内移設に拘るアメリカや自民党の旧政権は、なんて酷い奴らなんだ」
と思うでしょう。
マスコミが情報を一手に握っていた時代なら、なまくらでさえ、そう思った筈です。(実際、学生時代は左巻きでした。反省。)
ところが、今はネットの時代。多少の苦労さえ厭わなければ、いつでも、ニュースを「比較しながら」見る事が出来ます。
さて、冒頭の小学校の記事、産経新聞には、こう書いてありました。
【揺らぐ沖縄】児童の安全より反対運動優先か 基地隣接の小学校移転
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に隣接し、ヘリ墜落など事故の危険にさらされてきた同市立普天間第二小学校(児童数708人)で、これまで2回、移転計画が持ち上がったが、基地反対運動を展開する市民団体などの抵抗で頓挫していたことが9日、当時の市関係者や地元住民への取材で分かった。市民団体などは反基地運動を展開するため、小学生を盾にしていたとの指摘もあり、反対運動のあり方が問われそうだ。(宮本雅史)
普天間第二小は、昭和44年に普天間小から分離。南側グラウンドが同飛行場とフェンス越しに接しているため、基地の危険性の象徴的存在といわれてきた。
移転計画が持ち上がったのは昭和57年ごろ。同小から約200メートル離れた基地内で米軍ヘリが不時着、炎上したのがきっかけだった。
当時、宜野湾市長だった安次富(あしとみ)盛信さん(79)によると、それまでも爆音被害に悩まされていたが、炎上事故を受け、小学校に米軍機が墜落しかねないとの不安が広がり、移転を望む声が地域の人たちから沸き上がったという。
安次富さんらは移転先を探したが確保できなかったため米軍と交渉。約1キロ離れた米軍家族用の軍用地のうち8千坪を校舎用に日本に返還することで合意。防衛施設庁とも協議して移設予算も確保した。
ところが、市民団体などから「移転は基地の固定化につながる」などと抗議が殺到した。安次富さんは「爆音公害から少しでも遠ざけ危険性も除去したい」と説明したが、市民団体などは「命をはってでも反対する」と抵抗したため、計画は頓挫したという。
同市関係者は「市民団体などは基地反対運動をするために小学校を盾にし、子供たちを人質にした」と説明している。
その後、昭和63年から平成元年にかけ、校舎の老朽化で天井などのコンクリート片が落下して児童に当たる危険性が出たため、基地から離れた場所に学校を移転させる意見が住民から再び持ち上がった。だが、やはり市民団体などに「移転せずに現在の場所で改築すべきだ」と反対され、移転構想はストップした。
当時市議だった安次富修前衆院議員(53)は「反対派は基地の危険性を訴えていたのだから真っ先に移転を考えるべきだったが、基地と隣り合わせでもいいということだった」と話す。別の市関係者も「多くの市民は基地の危険性除去のために真剣に基地移設を訴えたが、基地反対派の一部には、米軍の存在意義や県民の思いを無視し、普天間飛行場と子供たちを反米のイデオロギー闘争に利用している可能性も否定できない」と指摘している。
(以上、MSN産経ニュースより引用。因みに、紙版の見出しは「反対派住民、子供達を”人質に”」的なものだった気が・・・)
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【拡散依頼】 麻生副総理の発言を180度捻じ曲げた共同、朝日に鉄槌を!!
NHK不祥事から考えるマスゴミ対策
法人減税報道に見るマスゴミの不誠実
宮日新聞は何を考えているのか
こうして記事は捏造される
前政権を散々イメージダウンさせてたのに、今更何言いやがる
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Posted by なまくら at 01:25│Comments(0)
│マスコミ
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